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関学自動車部ブログ 2019/3
USDMについて…
[日常;] 投稿日時:2019/03/21(木) 20:00
どうもこんにちは、こんばんは!
ブログ、長らく更新せずにすみません…今後はなるべく1か月に1回は投稿しますね…
さて、皆さんブログではお初にお目にかかります!
今年度主将を務めます、ネキことオオヤマと申します!以後、お見知り置きください。
「初めまして」ですので、少し自己紹介させていただきますね!
名前 大山泰市
あだ名 ネキ
学部 総合政策学部
好きなもの 杏仁豆腐 USDM
ちなみに、185cm/95kgの自他共に認めるモデル体型です!
どれくらいかと言うと、北斗の拳のケン〇ロウは185cm/100kgなので、実質ケンシ〇ウだと思ってください。
では本題に…
本来、ブログであれば、試合のことや、自動車部の日常について書くべきなのかもしれませんが、そんなことは KGAC公式Twitter (宣伝)を見れば伝わるかと思いましたので、私は大好きなUSDMについて熱く語らせていただきます。
USDM
それは人々を幸せにする“愛”言葉なのであります。ネキ。
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さて、そんな冗談はさておき、今回のブログでは、
注意:大変長くなっております。心してお読みください。また、権利の関係上画像はナシで生きたいと思います。すみません。
1.USDMって?成り立ちは? ~JDMの成り立ちを添えて~
カスタムの仕方などを含めると映画「タイタニック」のように長くなってしまうので、今回はUSDMという言葉の生誕について語りますね。さて、はじめに答えをハッキリさせましょうか。USDMとは「United States Domestic Market」の頭文字を取ったもので、直訳すると「アメリカ国内市場」となります。そうなんです。別にこのワード自体は一見車と関係無いんです。ではなぜ、USDMという言葉が巷でよく耳にするようになったのか―。
それは“JDM”と密接な関係があるのです。JDMはUSDMの“US”が“J”に変わっただけ。“Japan Domestic Market”の頭文字です。ではUSDMを紐解くため、JDMについてのオベンキヨをしましょう。
アメリカでは90年ごろから、シビックのような安くて速くて頑丈な日本車が、若い人の間で流行します。いわゆるスポコンブームです。みんな大好き『ワイスピ』『ワイスピ2』はその流れを汲む典型的な映画です。ちなみに余談ですが、僕の大好きなNeed For Speed underground 2も“ド”スポコンなゲームです。
当時のアメリカの若い車好きは流行りの日本車を買い、そしてせっかく買ったならカスタムしようとするものの、当然日本の車なので日本のパーツが必要です。当時のアメリケーンからすると、日本のパーツは大変高精度で高性能だというイメージがあったのですが、いかんせんネットもろくに整備されていない時代に、日本のパーツを個人輸入なんて高い高い…
「Damn、無限のパーツはどうしてこうも高いんだ。だれか僕のシビックにJDMパーツを組んでくれ!」「HAHA!君は馬鹿か?どうやってそんな高いパーツを買うんだい?君の親父がジョブズなら話は別だけどね」(ちなみにアメリカ人さんは無限”MUGEN”をミューゲンと言われます。エボはイーヴォと言います。じゃあ86はEighty-Sixというのかと思いきや、HACHI⁻ROKUと言います。これすべてアメリカ人の友人にきいた話なので本当です笑)
そんな流れで、当時はJDMのワードの意味は現代のように、「カスタム方法」を指すのではなく、そのまんま「(高性能な)日本市場」を指していたそうです。そうこうするうちに、スポコンブームは終焉を迎えるも、日本車の人気は安定しており、日本車を好むアメリカ人の方は増えていったそうです。そして、アメリカ人の方からするとJDM=高性能なイメージが定着し、チューニングパーツだけでなく、ウィンカーマーカーや、バンパーの変更など、チューニング以外でも「US仕様の日本車をなるべくJDMに近づける」“JDM”を目指すアメリカ人の方が出てきたそうです。そしてここから少しややこしくなります。JDMを目指すアメリカ人さんですが、中には独自の解釈で「JDMするけど俺らのアメリカ人的センスもぶちこんだれ」というような人も当然いらっしゃり、それに日本人が注目し「なんだかアメリケーンが日本車をイジるとカッコええやん、これはJDMカスタムやね」となり、「アメリカ人が日本仕様にカスタムしようとしたクルマ」のことを「JDM」と呼ぶようになったわけです(わけわからん)
カンの良い人はお気づきかと思いますが、日本人の思うJDMとアメリカ人の方が思うJDMは少し違うわけです。実際にJDMという項目で日米のWikipediaを見てみると若干違いが見えてくるかと思います。面白いので是非。
ハー、ここまで長かった…
つまるところ、JDMは逆輸入な言葉でもあり、日本人が独自解釈した言葉でもあります。そんな逆輸入ワードを日本でもちらほら耳にするようになり、そのワードが流行る以前からアメリカンカスタムを好んでいた方(日本でいうとMOONEYESファンなどでしょうか?)が「JDMなんてものがあるのか!じゃあ俺らも“US”DMやるか!」ということでUSDMというワードやジャンルが生まれたのです!パチパチ(拍手)
そんなUSDMですので、通じるのはほぼ日本だけです笑。JDMは車好きの中ではある程度ワールドワイドな言葉ですが、USDMはガラパゴスワードなんです。
さて、USDMですが、日本人の方でJDMを目指している方より、USDMファンの方がある意味、気合の入った人が多いのではないでしょうか。クルマのカスタムだけではなく、ファッションから車内の小物までアメリカ仕様にする人が多くいらっしゃいます。現に僕の車も、USDMを代表するメイドインUSAの芳香剤 「リトルツリー」をつけています。ライフスタイルを含めてアメリカ文化を楽しむ人が多いのが、”USDM” なんですヨ。
2. なぜネキはUSDMが好きなのか
長くなってまいりました。朝礼の校長先生の話くらい長くなってまいりました。このパートは簡潔に。昔からアメ車が好きだったからです。車は幼少期から好きでした。普通、日本の小さなお子さんの車好きというと「R34」や「FD3S」などがトップに人気があるかと思いますが、僕はそれらと同じくらい「マスタング」や「チャレンジャー」が好きでした。これはセンスの問題なので「なぜ?」というより、昔から好きだったアメ車好きが高じて、USDM好きになったのです。そんなUSDM好きが高じて、MADE IN USAは意味もなく心躍りますし、アメ車やアメリカ文化にもだんだんと引き込まれていったということです。USDMが好きなので、体型もUSDMに限りなく近くなりました。きっとどこかでUSDMなDNAが注入されたのだと思います。要するに変態なんです。終。
P.S 要するに変態なんです。で終わるとさすがにまずいかと思いますので、USDMにまつわる面白い話して!と言われたとき用のの小ネタを書いて終わりますね。
日本でも超人気の180sx、実はS13をアメリカに輸出するために作り替えたものが180sx(240sx)だって御存知でした?S13はあのうっとりするような低いボディーラインが大変セクスィーな車ですが、あの車、当時のアメリカの保安基準だとヘッドライトの位置が低すぎて輸出できなかったのです。そこで日産の開発部が「ほなリトラクタブルライトにしてライト位置高くしたらええがな」ということでその他のデザインにもテコ入れし、出来上がった輸出用のS13、そして当時の日本国内ではS13のMC案としてハッチバッククーペの投入を営業部側から強く要求されていたそうです、それで生まれたのが180sxなんです~。はい~。おしまい。
次回がもしありましたら、
「USDMから読み解く文化背景」や「これであなたもUSDM!」といったことをブログに書きたいと思いますー。
ながながとありがとうございました、終わり、それではGood Bye。
ブログ、長らく更新せずにすみません…今後はなるべく1か月に1回は投稿しますね…
さて、皆さんブログではお初にお目にかかります!
今年度主将を務めます、ネキことオオヤマと申します!以後、お見知り置きください。
「初めまして」ですので、少し自己紹介させていただきますね!
名前 大山泰市
あだ名 ネキ
学部 総合政策学部
好きなもの 杏仁豆腐 USDM
ちなみに、185cm/95kgの自他共に認めるモデル体型です!
どれくらいかと言うと、北斗の拳のケン〇ロウは185cm/100kgなので、実質ケンシ〇ウだと思ってください。
では本題に…
本来、ブログであれば、試合のことや、自動車部の日常について書くべきなのかもしれませんが、そんなことは KGAC公式Twitter (宣伝)を見れば伝わるかと思いましたので、私は大好きなUSDMについて熱く語らせていただきます。
USDM
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さて、そんな冗談はさておき、今回のブログでは、
1. USDMって?成り立ちは? ~JDMの成り立ちを添えて~
2. なぜネキはUSDMが好きなのか
を書きたいと思います。(第二回のブログではもう少し深くUSDMについて掘り下げます。あればですが。)2. なぜネキはUSDMが好きなのか
注意:大変長くなっております。心してお読みください。また、権利の関係上画像はナシで生きたいと思います。すみません。
1.USDMって?成り立ちは? ~JDMの成り立ちを添えて~
それは“JDM”と密接な関係があるのです。JDMはUSDMの“US”が“J”に変わっただけ。“Japan Domestic Market”の頭文字です。ではUSDMを紐解くため、JDMについてのオベンキヨをしましょう。
アメリカでは90年ごろから、シビックのような安くて速くて頑丈な日本車が、若い人の間で流行します。いわゆるスポコンブームです。みんな大好き『ワイスピ』『ワイスピ2』はその流れを汲む典型的な映画です。ちなみに余談ですが、僕の大好きなNeed For Speed underground 2も“ド”スポコンなゲームです。
当時のアメリカの若い車好きは流行りの日本車を買い、そしてせっかく買ったならカスタムしようとするものの、当然日本の車なので日本のパーツが必要です。当時のアメリケーンからすると、日本のパーツは大変高精度で高性能だというイメージがあったのですが、いかんせんネットもろくに整備されていない時代に、日本のパーツを個人輸入なんて高い高い…
「Damn、無限のパーツはどうしてこうも高いんだ。だれか僕のシビックにJDMパーツを組んでくれ!」「HAHA!君は馬鹿か?どうやってそんな高いパーツを買うんだい?君の親父がジョブズなら話は別だけどね」(ちなみにアメリカ人さんは無限”MUGEN”をミューゲンと言われます。エボはイーヴォと言います。じゃあ86はEighty-Sixというのかと思いきや、HACHI⁻ROKUと言います。これすべてアメリカ人の友人にきいた話なので本当です笑)
そんな流れで、当時はJDMのワードの意味は現代のように、「カスタム方法」を指すのではなく、そのまんま「(高性能な)日本市場」を指していたそうです。そうこうするうちに、スポコンブームは終焉を迎えるも、日本車の人気は安定しており、日本車を好むアメリカ人の方は増えていったそうです。そして、アメリカ人の方からするとJDM=高性能なイメージが定着し、チューニングパーツだけでなく、ウィンカーマーカーや、バンパーの変更など、チューニング以外でも「US仕様の日本車をなるべくJDMに近づける」“JDM”を目指すアメリカ人の方が出てきたそうです。そしてここから少しややこしくなります。JDMを目指すアメリカ人さんですが、中には独自の解釈で「JDMするけど俺らのアメリカ人的センスもぶちこんだれ」というような人も当然いらっしゃり、それに日本人が注目し「なんだかアメリケーンが日本車をイジるとカッコええやん、これはJDMカスタムやね」となり、「アメリカ人が日本仕様にカスタムしようとしたクルマ」のことを「JDM」と呼ぶようになったわけです(わけわからん)
カンの良い人はお気づきかと思いますが、日本人の思うJDMとアメリカ人の方が思うJDMは少し違うわけです。実際にJDMという項目で日米のWikipediaを見てみると若干違いが見えてくるかと思います。面白いので是非。
ハー、ここまで長かった…
つまるところ、JDMは逆輸入な言葉でもあり、日本人が独自解釈した言葉でもあります。そんな逆輸入ワードを日本でもちらほら耳にするようになり、そのワードが流行る以前からアメリカンカスタムを好んでいた方(日本でいうとMOONEYESファンなどでしょうか?)が「JDMなんてものがあるのか!じゃあ俺らも“US”DMやるか!」ということでUSDMというワードやジャンルが生まれたのです!パチパチ(拍手)
そんなUSDMですので、通じるのはほぼ日本だけです笑。JDMは車好きの中ではある程度ワールドワイドな言葉ですが、USDMはガラパゴスワードなんです。
さて、USDMですが、日本人の方でJDMを目指している方より、USDMファンの方がある意味、気合の入った人が多いのではないでしょうか。クルマのカスタムだけではなく、ファッションから車内の小物までアメリカ仕様にする人が多くいらっしゃいます。現に僕の車も、USDMを代表するメイドインUSAの芳香剤 「リトルツリー」をつけています。ライフスタイルを含めてアメリカ文化を楽しむ人が多いのが、”USDM” なんですヨ。
2. なぜネキはUSDMが好きなのか
長くなってまいりました。朝礼の校長先生の話くらい長くなってまいりました。このパートは簡潔に。昔からアメ車が好きだったからです。車は幼少期から好きでした。普通、日本の小さなお子さんの車好きというと「R34」や「FD3S」などがトップに人気があるかと思いますが、僕はそれらと同じくらい「マスタング」や「チャレンジャー」が好きでした。これはセンスの問題なので「なぜ?」というより、昔から好きだったアメ車好きが高じて、USDM好きになったのです。そんなUSDM好きが高じて、MADE IN USAは意味もなく心躍りますし、アメ車やアメリカ文化にもだんだんと引き込まれていったということです。USDMが好きなので、体型もUSDMに限りなく近くなりました。きっとどこかでUSDMなDNAが注入されたのだと思います。要するに変態なんです。終。
P.S 要するに変態なんです。で終わるとさすがにまずいかと思いますので、USDMにまつわる面白い話して!と言われたとき用のの小ネタを書いて終わりますね。
日本でも超人気の180sx、実はS13をアメリカに輸出するために作り替えたものが180sx(240sx)だって御存知でした?S13はあのうっとりするような低いボディーラインが大変セクスィーな車ですが、あの車、当時のアメリカの保安基準だとヘッドライトの位置が低すぎて輸出できなかったのです。そこで日産の開発部が「ほなリトラクタブルライトにしてライト位置高くしたらええがな」ということでその他のデザインにもテコ入れし、出来上がった輸出用のS13、そして当時の日本国内ではS13のMC案としてハッチバッククーペの投入を営業部側から強く要求されていたそうです、それで生まれたのが180sxなんです~。はい~。おしまい。
次回がもしありましたら、
「USDMから読み解く文化背景」や「これであなたもUSDM!」といったことをブログに書きたいと思いますー。
ながながとありがとうございました、終わり、それではGood Bye。