実績紹介

スーパー耐久シリーズ2017 第5戦
富士スーパーTEC
STAFF REPORT


2017/08/31~2017/09/03 関西学院大学経済学部 体育会自動車部所属 谷川純哉

今季最長となる10時間のレースが富士山のふもとにある富士スピードウェイにて開催されました。過去3戦とは次元の違う長さのレースということで、全員が総力を挙げて戦う中私自身どれだけ補助をすることができるのか不安半分といった気持ちで挑みました。
 
 搬入に関しては前回のファイル化したデータをさらにブラッシュアップし、機材のカテゴリーごとにデータを整理、分類することでより一層の効率化を図りました。今回搬入時は多くの作業を任せていただきました。全ての作業をカバーするのに時間がかかってしまいましたが、「頼まれ事は試され事」という言葉にもあるように全力で準備、設営に取り掛かりました。
 
 
 

決勝日には10時間極限状態で戦う人が過ごすスペースでもあることから些細な動線の作り方もよく考え、機材でのトラブルがないようテントのウエイトなども万全のものになるよう準備しました。幸いレースウィークが終了するまでトラブルはなく無事に終えられたことは最低限要求されていたこととしてできたかと思います。
 
チームのスタッフとの連携も前回以上にとれるようになり作業にご協力いただいたり、仕事を頼んでいただけたりと馴染むことがかなり図れたと考えています。プロフェッショナルの方々の仕事に取り組む姿勢を見て、そのような姿勢を真似することから始めましたがそれがようやく波長が合うような形で馴染み、一緒に作業をさせていただくことができました。
 
 
10時間の決勝レースを考えるとチームのスタッフとして活動させていただいている以上少しでもチームの力となりたい気持ちがあります。私はスタッフですが、そうした点からもこれまで4戦参加させていただいてきたことを本当に活かして活動することを今戦では意識しました。
 
チームへの気持ちというのはしばしば部活動においても帰属意識などといった言葉で語られる事です。自分がチームの一員であるという意識をどのように部員にさせていくかは各部の幹部が頭を悩ませることですが、今回私がBRPというチームの一員としてやらせてもらっているという意識を持つことができた点から部活動にフィードバックできると考えます。プロフェッショナルの方々がチームのために全力を尽くす姿や、与えられた仕事を全力でこなすうちにそうした意識が醸成されたものであると考えます。このやり方はチーム運営という点で自動車部にフィードバックしたいと思います。
 
 
 
今回のレースは10時間ということで、メカニックの皆さんの負担も大きくなることが予想されました。万が一の場合私も手伝えるよう準備しましたが結果的には無事ゴールまで誰も欠けることなくたどり着くことができました。
 
ピット回数も通常のレースよりかなり多くなることが事前に考えられ、さらに夏の終わりという気候や、早朝から日没までという長丁場は私にとって初経験の領域でした。燃料コックの仕事も、気を抜けばガス欠など万が一のこともあり得ます。レースに迷惑をかけることがあってはならないので一度たりとも気を抜くことなく作業を行いました。
 
 
今レースでは接触や、パーツの交換といったこれまでのレースにはなかった予想外の作業も発生し私も気を抜けない時間が続きましたがメカニックの方々はさらに大変だったように思います。加えて、スタッフの皆さんもラップタイム計測や様々な準備を10時間行うのは大変だったと思います。そう考えると私はまだまだ至らぬ点ばかりだと都度感じました。それもあり、ブレーキダストとタイヤカスの掃除なども毎回見落としがないよう全力で、かつ素早く行い次の作業に取り掛かれるような意識をしていました。
 

今季最高のクラス2位という結果は全員の全力の結果だと考えます、優勝まであと一歩ではありましたがBRPという私が変わらず理想とするチームのすごさを感じる結果となりました。